電子版の競馬新聞って何?使いやすいサイトやおススメを紹介!

冬の馬のイメージ 競馬新聞

電子版の競馬新聞を読んだことはありますか?競馬新聞と言えば紙の新聞を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、今では伝統ある競馬新聞も紙だけでなくネットで発売しているところも多いんです。今回は、電子版の競馬新聞についていくつか紹介していこうと思います。

 

電子版の競馬新聞とは?

そもそも現在の競馬新聞にはどのような枠組みがあるのでしょうか。下の図は、競馬新聞の発行形態について紹介した図です。

競馬新聞形態 

競馬新聞と言われて思い浮かべるのは紙のものでしょう。

しかし、今回はネット上のものを扱います。近年はネット上に競馬新聞のウェブサイトを開設し、紙は発行しないという業態も誕生しています。そうした新聞はネット上で購入して直接パソコンやスマートフォンにダウンロードする形が多いです。この場合、紙代がかからないため1レース当たりの金額は専門紙よりは安くなる傾向にあります。もう一つの形態が、紙で発行している新聞をネットで閲覧する形式です。主に専門紙で多く見られる傾向で、専門紙を紙で購入するのではなく発行元のサイトなどから購入し、そのままパソコンなどでファイルを閲覧するという形になっています。専門紙と全く同じ質や量の情報を得られることから利用価値は高いと言えるでしょう。また、ネット上で購入する場合購入するレース数を選択できるサイトもあり、コスパやニーズに応じた利用ができそうです。

電子版競馬新聞を紹介!

netkeiba

ネット競馬トップ

電子版競馬新聞の先駆けかつ代表格と言えばnetkeibaでしょう。

レース情報は過去数十年分のレースを閲覧することができるとともに、中央・地方問わずその週の全レースの出馬表を確認できます。出馬表も簡易形式から馬柱形式のものまであり好みに合わせて変更することができます。また、レース以外の情報も充実しているのがnetkeibaの魅力です。例えば、競走馬データベースを見てみると数万頭の馬について競走成績や獲得賞金、繁殖成績など詳細なデータを見ることができます。騎手や調教師など各種リーディングも確認することができます。紙の競馬新聞では到底入りきらない情報をいつでも見ることが出来るのがnetkeibaの大きなアドバンテージです。

また、netkeibaではレースやデータベースだけでなく、ニュースの面でも非常に充実かつ最新のものが得られます。例えば、各馬の次走予定や帰厩日程であったり、次レースの鞍上であったりというような馬に関するものや、騎手に関するもの、さらに凱旋門賞に代表される海外競馬に関する情報などのニュースが掲載されています。また、インターネットの強みである即時性を活かして、とにかく最新のニュースを随時発信しています。特に、レース前だけでなく土日のレース時間中にも馬体重や騎手変更などレースに関する様々なニュースを得られることはネットだからこそできるものです。こうしたニュースの質に関しても競馬新聞と遜色ないものであり、十分に利用価値のあるものだと言えるでしょう。

これだけ十分な情報がそろっていながら基本無料で利用できるのもnetkeibaの魅力です。もちろん、詳細なデータを閲覧するには有料登録が必要という欠点もありますが、日常的に利用する分なら無料でも十分なため、感覚的には競馬新聞を無料で手に入れているのと変わらないといえます。さらに、仮に有料登録をしても月間1000円未満で使えるため、毎週競馬新聞を購入するのに比べるとかなり割安で使えます。

netkeiba⇒https://www.netkeiba.com/

競馬グラント

「競馬グラント」は競馬新聞風の紙面で予想を公開している競馬予想サイトです。中央競馬・地方競馬・さらにはJRAで馬券が発売される海外競馬の全レースを対象として予想を行っています。そして、それらすべてのレースの予想が無料公開されているというとても便利なサイトです。紙の競馬新聞は1部500円程度しますが、競馬グラントは完全無料ということでお得感は断然です。

競馬グラントの特徴は「出馬表が充実している」ことです。以下の写真は競馬グラントで公開されている出馬表です。

競馬グラント出馬表

他の競馬新聞にも必ず載っている馬名や騎手、これまでの競走成績といった基本情報はもちろん、厩舎成績や条件別成績、過去の競走の詳細なデータなど独自に調査した情報も掲載されています。

過去の競走成績の中には、1着馬(2着馬)との着差、タイム差に加え、そのレースの1,2,3着馬の脚質といった情報や、上り3ハロンのタイムに加え、レースの上り3ハロンと当該馬の上り3ハロンの差が0.5秒より大きい時には赤字になっているといった情報もあります。

さらに、展開予想や種牡馬成績なども掲載されておりファクターとして参考となるデータを数多く見れます。

このように、競馬グラントに掲載されている情報は「基本情報+α」の内容が多いです。確かに、これらの情報は詳しく調べれば自分でも手に入れることが出来ます。しかし、毎週毎レースそこまで手が回るという方はほとんどいないのではないでしょうか?あったら嬉しいけれど自分で調査するのは難しいというデータが満載で、予想の参考としては十分すぎる情報量です。

競馬グラント⇒https://keibagrant.jp/

電子版競馬新聞 こういう人におススメ!

さて、代表的な競馬新聞を二紙取り上げましたが、ここからは電子版競馬新聞をぜひ利用してほしい人について述べていきたいと思います。

地方競馬を予想する人

まずおススメしたいのは地方競馬を予想する人です。

もちろん、中央競馬だけをやるという人にも使ってほしいのですが、地方競馬をやるという人にはもっと使ってほしいです。

これは、電子版競馬新聞だと地方競馬の情報も充実しているためです。

地方競馬の予想に特化した紙の競馬新聞はもちろん存在しますが、販売地域が限定されていることがほとんどです。これは競馬場のある地域以外への輸送コストに売り上げが見合わないためです。

しかし、電子版であればそんな心配は無用です。実際にnetkeibaでも競馬グラントでも地方競馬の予想を確認することができます。特に、netkeibaでは定期的に地方競馬場と連携しており、例えば2020年の秋は船橋競馬場の予想を無料で見ることができるキャンペーンを行っていました。

競馬グラントでも地方競馬の出馬表を完全無料でダウンロードでき、その内容は中央競馬のものと全く変わりありません。このように、自分が住んでいる地域以外の地方競馬をやるなら電子版競馬新聞は欠かせないものとなりつつあります。

紙の競馬新聞を購入したことがない人

もう一点、紙の競馬新聞を購入したことがない人にも電子版競馬新聞をおススメしたいです。

紙の競馬新聞を読んだことがあれば、紙の競馬新聞の方が良いかもしれません。紙のものには直接書き込めたり、持ち運べたりというメリットがあります。

しかし、紙の競馬新聞を読んだことがないとどうしても読み方が分かりにくいものです。そうなると、せっかくお金を出して買っても十分活用することができないかもしれません。そうした状況を防ぐためにも、わざわざ新しく紙の競馬新聞に手を出すくらいなら電子版で済ませてしまうという考え方も一理あると思います。

特に、デジタルネイティブと呼ばれる世代であればネットニュースと同じように見ることができるnetkeibaやそれと同じようなタイプの電子版競馬新聞は親しみやすいと言えるのではないでしょうか。

まとめ

以上、おススメの電子版競馬新聞とぜひ使ってほしい人について紹介してきました。電子版と聞いて違和感を感じる人も多いかもしれませんが、活用する方法・場面はいくらでもあるのでぜひ楽しんで使っていきましょう!