競馬新聞ってそもそも何?仕組みや料金を徹底解剖!

新聞イメージ

競馬に関わりのある人なら必ず一度は見たり聞いたりしたことがあるであろう、競馬新聞という言葉。

でも、ビギナーの方はまだ競馬新聞をよくご存知ではないでしょうし、何年か競馬をやっていても若者の場合には、競馬新聞を使わない・使っていないという方も多いのではないでしょうか。

ですが、競馬新聞はネット社会の中でも意外と身近なところにあるんです!

今回は、競馬新聞とは何なのか、そしてどういった特徴があるのかについて解説していきたいと思います。

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競馬新聞とは?

競馬新聞とは、競馬の各レースでの勝ち馬を様々なファクターをもとに予想する競馬のための新聞です。

勝ち馬を予想する、という点ではちょっとした予想サイトでも同じように行われています。それらと競馬新聞が異なるのは用いるファクターの多さです。

一般的な予想サイトでは、馬のこれまでの競走成績や馬場状態といった客観的な数値情報を用いて分析することが多いです。

一方、競馬新聞では競馬予想家、通称トラックマンと呼ばれる専門家による競馬を知り尽くした人にしかできない予想を行っています。特に、栗東や美浦にあるトレーニングセンター(厩舎や調教所が揃っている中央競馬の施設)での取材を数えきれないほど行い、現地関係者からの直接情報を仕入れることができるのが競馬新聞の最大の特徴と言えるでしょう。そうしたコメントからは、数値情報では分からない馬の本当の状態を読み取ることができます。そうした専門性の高さこそが競馬新聞が競馬新聞たるゆえんだと言えます。

競馬新聞の形態は?

競馬新聞の多くは紙媒体で発行されています。しかし、今の競馬新聞はそれだけではありません。競馬新聞を発売している新聞社の多くは、ネットでも同じ紙面を発売しているのです。

さらに、紙の競馬新聞の中にも競馬専門紙とスポーツ紙の二つの形態があります。これらの様々な形態について、文字だけだと分かりにくいので下の図にまとめてみました。これをもとにもう少し詳しく解説したいと思います。

競馬新聞形態 

まずは、競馬新聞そのものの形態についての紹介です。

先ほども触れたように、競馬新聞には紙媒体とインターネット上のウェブサイトの2つのパターンがあります。紙媒体の方を見てみると、スポーツ紙専門紙に別れていることが分かります。

スポーツ紙は、その名の通り様々なスポーツを扱っている新聞です。野球、サッカー、テニスといったメジャースポーツから競艇、競輪そして競馬といった公営競技まで多種多様なスポーツについての情報を掲載しています。つまり、競馬はスポーツ紙の中でも1ジャンルとしての掲載にとどまっています。ただし、だからといって情報が足りないという訳ではなく、予想を参考にしたり、自分で予想したりするには十分な紙面が割かれており、競馬予想で活用することはできます。

専門紙は、こちらもその名の通り競馬だけに特化した新聞のことを指します。スポーツ新聞との大きな違いとしてはやはり情報量にあると言えます。調教や厩舎のコメントといった情報が充実しており、メインレース以外のレースでもそうした情報がしっかりと掲載されているという点では、こちらに分があると言わざるを得ないでしょう。

 

次に、ネット上での媒体について見てみましょう。

近年はネット上に競馬新聞のウェブサイトを開設し、紙は発行しないという業態も誕生し始めています。そうした新聞はネット上で購入して直接パソコンやスマートフォンにダウンロードする形が多いです。この場合、紙代がかからないため1レース当たりの金額は専門紙よりは安くなる傾向にあります。

もう一つの形態が、紙で発行している新聞をネットで閲覧する形式です。主に専門紙で多く見られる傾向で、専門紙を紙で購入するのではなく発行元のサイトなどから購入し、そのままパソコンなどでファイルを閲覧するという形になっています。専門紙と全く同じ質や量の情報を得られることから利用価値は高いと言えるでしょう。また、ネット上で購入する場合購入するレース数を選択できるサイトもあり、コスパやニーズに応じた利用ができそうです。

では、続いて料金面での形態の違いを見ていきましょう。

競馬新聞料金形態

こちらは料金体系で分類した図です。

競馬新聞の多くは有料です。特に、紙の競馬新聞はほぼ全て有料と言って問題ないでしょう。それは一般的な新聞と同じです。

ただ、有料の競馬新聞の中にも2つのパターンがあります。

1つ目は全レース一括で購入するものです。レースが掲載されている紙面をまとめて1部購入するというもので、最もオーソドックスなものだといえます。具体的な料金としては、スポーツ新聞なら140円前後、専門紙なら500円前後といったところになります。

2つ目はレースごとに購入するものです。こちらは主にネット経由のもので行われます。レースごとといってもレースを指定して帰るものもあれば、関東の1~12Rというようにある程度の枠で買うというものもあります。1レース当たりの料金で考えると、やはり全レースまとめて買うよりは割高になってきますが、やらないレースの予想をわざわざ手に入れるよりは良いともいえそうです。

次に、無料の競馬新聞について見ていきましょう。無料の競馬新聞はほとんどがネット上だけで閲覧できるものです。

その中でも無料で見ることのできるレースの数や内容によって2つのタイプに分けられます。

1つ目はメインレースのみ無料で見られるというように無料公開レースを限定したものです。こうした方法は競馬新聞のウェブサイト以外の予想サイトでもよく見られるのですが、他のレースを見るためにはお金を払わないといけないという仕組みになっています。メインレースだけという形以外にも、9~11レースだけであったり、逆にメインレース以外は見られてメインレースを見るためには課金しなければならないというものもあります。そこまでたくさんのレースをやるわけではないという場合には問題ないかもしれません。

2つ目は全レース無料公開しているものです。会員登録などの条件があるものもありますが、基本的に全レースの予想を無料で見ることができる競馬新聞もあります。また、中央競馬は限定しているけれど地方競馬は無料公開しているといったものもあり、全レースと一口に言ってもどの競馬場の全レースなのかは競馬新聞によって変わるので注意が必要です。こうしたサイトはどのようにして運営費や利益を稼いでいるのでしょうか。それは「広告収入」です。無料で公開されている競馬新聞サイトには所々に広告が掲載されており、アクセス数などの条件に応じてサイトの運営側に報酬が行きます。こうした広告収入を十分に得られるネットオンリーの競馬新聞であれば、わざわざ課金制にしなくても十分に利益を得ることができるというのが無料競馬新聞の仕組みです。

どの競馬新聞がいいの

帯のイメージ

さて、この記事では競馬新聞の形態とその特徴を見てきました。

では、どの競馬新聞を選ぶのが良いのでしょうか。答えは、分かりません。というのは、どれが合っているかというのは本当に人それぞれことなるからです。しかし、分からないと言って終わるわけにはいきません。そこで、今回は様々なサイトを比較したり、徹底的に掘り下げたりすることでどの競馬新聞を選ぶのが良いかを皆さんそれぞれに考えていただければと思います。

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